自分信頼作り<Heart+Art>

体と心の関係を星を絡めて伝えたり、何気ない日々の雑記事などを書いてます

その傷は生きたい証

今日はちょっとヘビーな内容かも。。

 

昨日、初めて指名で施術にはいった方が
少しだけ心の風邪をひいてました

 
 

本人はいたって普通
見た目すごく可愛いし、明るい感じの方でした

 

でも、ちょっと無理してる雰囲気はすぐにわかった

 

特になにがって言うわけではないのだけれど、直感的にかなり自分で自分を傷つけるタイプかなと
 
 
一回も担当になったことないし、なんで私が指名なのかしら?と疑問に思い、まずはどんな方なのか当たり障りない質問をしていきました

 
 

どこが疲れているのか
普段から疲れる場所は同じなのか
立ち仕事か座り仕事か
生理はちゃんとくるのか
(施術のコースによって聞きます)
周期は安定してるか
重いか、軽いか
冷え性かどうか
(腸の調子に関係しますので)

 

私が質問をするときは
その人の性格を分析したいからです

 

彼女は淡々と答えてくれましたが
その答え方がかなり自虐的なんです
ちゃんと答えてくれるから、友好的にとれるけど、その伝え方があまり自分に興味がないようにとれた

 

そして、左腕をみたらやっぱりあったんですね

 

リストカットの跡

 
 

やっぱりそうだよね
って、思ってしまった笑
 
結構古傷でしたけどね
やっぱり、強い念が入った傷って消えないんです
 
 
なんでわかったかって
私もリストカット経験者だから
 
ただ、私はビビりなので
傷つけた腕を親が見てしまったら。。とか、
その行為を親が知ったときに
親が傷ついてしまう。それはまずい!
とか、へんな気を回すタイプだったんで

手首付近にはつけられなかったんです

 

だけど、やっぱりちょっと気にかけて欲しくて

二の腕を切っていました 笑

なんだろ、Tシャツとか着たときにチラッと見えたら、私のこと気にかけてくれるかな?みたいな 笑

 

超ヘタレww

 

だけど、その当時はその行為によって自分の心を守っていたのも確かなんですよ
 
 
で、話を戻します

 

彼女の腕に傷をみつけたので

ついつい、聞いてしまいました

その会話がこれ

↓↓

私「もう、切らなくなりましたか?」

 

彼女「はは、、苦笑 やっぱり目立ちますよね」

 

私「強くなったんですね」

 

彼女「そうですね。強くなりました」

 

私「まぁ、生きたいと願う証ですもんね」

 

彼女「。。そうですね」

 

私「私も経験者ですけど、今思えば、生きることに一生懸命だった気がします」

 

彼女「あっ、それちょっとわかるかも」

 

私「ねー笑。生きてる理由が欲しくて切ってたところありますよね笑

生きるという行為に真剣だったなーと。まぁだから、強くなったのかもですね」

 

彼女「そーかも笑」

 
 

みたいな会話になりました

 

それから、彼女が今の状態についていろいろ話をしてくれるようになったんです
そこから、猫好きが共通して盛り上がるという 笑

 
 

話をきいてると、ちょっとホルモンに異常があるみたいで、産婦人科でホルモン薬を飲むように言われていたんですって

だけど、薬嫌いだから逃げてたらしい笑
 
 

ただ、私も話を聞いた限り
ちょっとおかしいなと感じたので
すかさず病院を進めました笑

 

そしたら、彼女も
「あー、そんなこと言われましたー笑」

って呑気なこといってた 笑

 
 

なんかね、いろいろ話が飛びましたけど

結局、過去にどんなことがあったとしても

今を生きてることに総て繋がってるなって

 
 

私が、リストカットの経験がなければ
少なくとも彼女の気持ちはあまりわからなかったと思う

 
 

ただ施術をして終わりというだけでなく
せっかく時間を頂くのであれば

どうせならそれ以上の価値を与えたい

 

なんで指名してくれたのかはわからなかったけど

今の体の状態を伝えたら

「2年近く逃げ回ってた病院にもちゃんと行きます」って言ってたし

いつも体がだるくて、浮腫んでることが当たり前で

その感覚に慣れてしまっていること事態が異常だと

気づいてもらえたから、担当できて良かったなーって思ってます

 
 
 
ふつうの施術者とお客様だとここまで深く

関わろうとはしないですよね

 

ただ指名をいただいて担当する以上

単なる担当者で終わりたくないんです

 

大げさにいうと、その人の人生に関わらせて欲しい
私のところに来たことで、辛かったこととか疑問だったことが

すこしでも改善されれば、その人から見える世界が

ちょっと優しいものになると思うんです

 
 

あなたの優しい世界を私も見たい

 

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