何者かになろうとしているうちはなにものにもなれないよ
お疲れ様です( ´∀`)
-心と体の音を聴く-
心奏Heartist代表の北林薫です
起業して夢を掴もうぜ!!
とか、自由になろうぜ‼
この言葉よく聞きませんか?
私もよく使ってました(笑)
会社員時代のときから、もっと自由になろうよ!!
ルールに縛られない人生になろうよ!
って(笑)
いやいや、その前にお前が自由になれよ!!
って過去の私に突っ込みたい(笑)
その頃は、そう言ってる自分が正しいと思ってたんです。
社会に縛られて、やりたくもないことやって、毎日同じことの繰り返しで、全然楽しくないなーって思ってるなかで、経済的にも時間的にも余裕のある『大人』を見ちゃったんですよね
こんな生き方があるの?!
っていう衝撃を覚えました。
そこから、その『大人』達に混ざっていろいろ経験させていただくうちに、私もこの人達と同じところにいれてる!自由になってる!!っていう気になっちゃったんです
それで、働いてるのダサいとか思っちゃったわけです(笑)
自分もまだ、会社員してるくせに(笑)
未来を想像して、そっちにばかりフォーカスしすぎて、『今、ここ』の自分を見なくなってしまった
本当の今の自分を直視すると周りにいる人達とのギャップに気づいてしまう。
それが嫌だから、見て見ぬふりをして、私はこの人達にとって一緒にいてもいい価値がある人間なんだって言い聞かせてました。
だから、心が凄く苦しかった
結局のところ、何者かになろうとしているうちはなにものにもなれないんです。
私は私でしかない
今の私で勝負するしかない
何かに『価値』を見いだすということは、自分にもその価値を見つけ出さなければ、価値がないのだと、自分で自分をジャッジするはめになってしまう
誰かにとっては価値のあるものでも、あなたにとっては価値がないのかもしれない
逆に、あなたにとっては価値があっても誰かにとっては価値がないものもあります
その度に、あぁ私が選んだものって価値がないのかもって思う。
ひたすら誰かや何かを比べる
常に比べる人生って苦しくないですか?
私のメンターが、恐竜のスポンジの話をしてました。
恐竜のスポンジ知ってます?
お風呂で体を洗うときに使うやつなんですが、最初めっちゃ小さくて水を含むとそのまま大きくなるやつです
何者かになろうとしているということは、恐竜のスポンジがお花のスポンジになるようなものです
お湯に浸けたとたん変身するって恐くないですか?!(笑)
ちょっと話がそれましたが(笑)
誰かになりたいということは、今の自分を見て見ぬふりをして、誰かを演じるということです。
恐竜は恐竜にしかなりません
ひまわりもひまわりにしかなりません
私も私にしかなりません
あなたも、あなたにしかなれません
だから、あなたを生きるんです。
価値がある、ないで判断しないと心が楽ですよ
好きか嫌いかでしか選ばなくなるから
相手は関係なくて、常に自分はどっち?っていう心の声が聞こえるから