憧れで終わるな
誰かに憧れたり、その人のようになりたいと思った瞬間から、自分がなくなるから、気を付けた方がいい
憧れや、なりたいという願いは素晴らしいものかもしれない
でも、それはその人が体験して自分の肥やしにして、吸収したその人独自の言葉だからこそ刺さるのであって、憧れの人を真似ても、それは貴方の言葉ではない
そこから発生した言葉は、誰の心にもひっかからない
結局のところ、あなた独自の色にするには、やはりあなたの感性や個性が必要になってくる
そして、誰かの言葉に胸打たれたり、生き方に共感したということは、すでに自分のなかにその要素が備わっているのだと気づいてほしい
自分の中に、その要素がなければ、共感という感情そのものが沸き上がってこないのだ
誰かの言葉は、自分の言葉を代弁して言ってくれたに過ぎないのだから、その言葉を受けて自然と、心の中から沸き上がってきた思いこそが自分本来の言葉なのだ
それを大切に吐き出してほしい
それこそが、あなたの想いや伝えたい言葉なのだ
今この文書を読んでくれたあなたの心には何が浮かんだだろうか