ごめんねとありがとう
先日同窓会へ行ってきました
23歳の時に東京へ引っ越して早7年
下手したら20年ぶりのことかもいて
去年の11月に長野に戻ってから、地元の友達と会うこともなく1年が経ってしまって、当時私がちょっとやらかして逃げるように東京へきてしまったから、正直今回の同窓会に出席するのが怖かった
やらかした詳細はここにあるよ笑
昔からの友達だけど10年近いブランクはそれぞれの生活の変化を象徴していた
みんな、お父さんお母さんになっていて、それぞれの30年を生きていて知っている人たちなのに知らない人みたいなちょっと不思議な感覚だった
そんななか、参加しても私一人だけぼっちだったらどうしようとか、あの時、逃げるように東京へ出てきてしまったから「今更なんなの」とか思われていたらどうしようとか
会いたい気持ちよりも拒否されたらどうしようの気持ちの方が強かった
ただ、地元に帰ってきた以上、せっかく会うチャンスをくれたのに会わなかったら生涯二度と会うことはないんじゃないかって
それもなんか寂しくて勇気を出して出席しました
そしたらね、みんな当時と変わらないんだよ
懐かしかったし、普通に話もできて、なんだかんだ「当時いろいろあったよね」って思い出話になっていたりもして
私もやらかしながらも頑張って成長してきたと思うけど、当たり前だけどみんなそれぞれの年月を生きてきて、みんなそれぞれいろんな体験して経験して大人になったな〜って
当時の担任の先生もきてくれたんだけどいい感じのおっさんになってたり笑
話しているうちにどんどん当時の先生と生徒の関係に戻れたり、やっぱり地元っていいなって思えたことが嬉しかった
私も30年生きてきて、本当にいろいろやらかして「過去は過去で忘れて、現在を生きていたらいいんだ。現在と未来を見て生きたらいいんだ」って強がって前に進んで、必死に取り繕って生きてみたけど、どうしても、心に引っかかったわだかまりが抜けなくて何かあるたびに、思い出したりして
何年たっても心のすみっこにあったモヤモヤした気持ちは消えなかった
今回のことで、過去は見ないふりなんてできないし、その時の自分の選択で現在があるのなら、それも自分が生きてきた証だから、痛かったことも悔やんだことも全部忘れず背負って生きていく
結局なかったことになんてできない
あの時あの出来事があって、いろいろ悩んだり葛藤したり、それでもそれがあったから今があるって思えたから、あの時はごめんねと今向き合ってくれてありがとうと
そんな気持ちにさせてくれた会でした
見たくないものや認めたくないことってたくさんあるけど、その時の気持ちを忘れなければ、いつか自分の子供ができた時にもお母さんもそうだったんだよって言えると思うし、大人になったからこそ、子供の時に感じた気持ちとか想いとか忘れず抱きしめて歩いて行こう